旧ジャニーズ改名一覧!新グループ名の由来とSTARTO最新動向
日本のエンターテインメント界を半世紀以上にわたって牽引してきた旧ジャニーズ事務所。2023年秋の会見を契機に、グループ名や組織形態は劇的な変革の波に呑まれることとなりました。創業者の痕跡を完全に消し去り、タレントの表現活動と人権尊重を両立させるための決断は、各グループの看板にどのような変化をもたらしたのでしょうか。
長年愛されてきた「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」、「Sexy Zone」などの人気グループが一体なぜ改名に至ったのか、その決定的な理由や新名称に込められた由来、そして新体制「STARTO ENTERTAINMENT」における2026年現在の所属タレントの動向まで、客観的な事実と現場取材データをもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「ジャニーズ」を冠する全グループおよび海外進出を見据えたSexy Zoneが名称を刷新し、新たなアイデンティティを確立。
- 要点2:改名の主因は創業者の人権侵害問題を受けた完全なブランド決別と、グローバル水準のコンプライアンス順守。
- 要点3:timeleszの新メンバーオーディションをはじめ、2026年現在のSTARTO ENTERTAINMENTはタレント主導の自立型マネジメントへ進化。
【改名一覧】旧ジャニーズから新グループ名への全変遷と由来まとめ
旧ジャニーズ事務所に所属していたグループのうち、名称に「ジャニーズ」が含まれていたグループや、グローバル展開において名称の変更が必要と判断されたユニットは、2023年秋から2024年春にかけて順次新グループ名を発表しました。まずはその全体像を一覧表で整理します。
| 旧グループ名 | 新グループ名 | 改名発表日 / 移行時期 | 新名称の主な由来・背景 |
|---|---|---|---|
| 関ジャニ∞ | SUPER EIGHT | 2024年2月4日 | 「関ジャニ」を外し「EIGHT」を残した上で、ファンと共に更なる高みを目指すウルトラポジティブな意味を込め「SUPER」を冠した。 |
| ジャニーズWEST | WEST. | 2023年10月18日 | メンバー7人が誇りを持つ「WEST」を死守し、末尾のピリオド「.」に「これ以上ない」「7人で前進し続ける」という強い決意を込めた。 |
| Sexy Zone | timelesz | 2024年4月1日 | 5人時代に制作した記念曲「timeless」を原点とし、Sexy Zoneの歴史を継承するため末尾を「sz」に表記変更。 |
| ジャニーズJr. | ジュニア | 2023年10月17日 | 「ジャニーズ」の冠を完全撤廃。「ジュニア」「関西ジュニア」へとシンプルに整理。 |
| ジャニーズアイランド | Annex(アネックス) | 2023年11月17日 | ジュニアの育成・プロデュースを担当する関連子会社の商号変更。 |
上記以外にも、KinKi KidsやHey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Snow Man、SixTONES、なにわ男子、Travis Japanといったグループは、グループ名自体に創業者の名称が入っていなかったため、改名を行わずに活動を継続しています。ただし、楽曲の歌詞や番組名、公式ファンクラブのプラットフォーム名に至るまで、旧名称の痕跡は徹底的に見直されました。

旧ジャニーズは一体なぜ改名したのか?決定的な経緯と組織再編
多くのファンに親しまれ、すでに巨大なブランド価値を有していた名称を捨ててまで、なぜ改名を断行しなければならなかったのか。その背景には、単なるイメージ刷新にとどまらない、法益の保護と事業構造の抜本的な分離がありました。
ジャニーズグループ 改名 経緯の根幹にあるのは、2023年3月に英BBCが放映したドキュメンタリー報道を契機とする、創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題の表面化です。国連人権理事会の専門家による調査や、外部専門家による特別真調査チームの提言を受け、2023年10月2日の記者会見において、旧ジャニーズ事務所の解体と新会社設立が正式発表されました。
この改革において実施されたのが、以下の二元化スキームです。
- SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所):タレントの育成やマネジメント業務から完全に撤退し、被害者への金銭補償と救済業務のみに専念する補償会社(補償完了後に廃業予定)。
- STARTO ENTERTAINMENT:タレントとのマネジメント契約(またはエージェント契約)を結び、エンターテインメント事業をゼロから再構築する完全独立会社。
創業者の名前を残したままでは、スポンサー企業からの広告起用が見込めず、テレビ番組や音楽フェスへの出演見合わせが相次ぐという深刻な事業継続リスクに直面していました。タレントたちの未来と雇用を守り、被害者への誠実な対応を担保するためには、「ジャニーズ」という名称の完全な消滅が不可欠な絶対条件だったのです。
主要グループの改名ドラマ|SUPER EIGHT・WEST.・timeleszの深層
名称変更は各グループのメンバーにとっても身を削るような決断でした。それぞれのグループがどのような葛藤と議論を経て新名称を選び取ったのか、その舞台裏に迫ります。
1. SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞):伝統の「8」に込めた逆転の覚悟
2004年のCDデビューから20年近く「関ジャニ∞」として駆け抜けてきた彼らにとって、改名は極めて重い決断でした。メンバーの横山裕さんや村上信五さんらが中心となり、ファンクラブ内での意見募集や連夜のミーティングを重ねた結果決定したのが「SUPER EIGHT」です。
改名発表時の配信特番において、メンバーは「『EIGHT』という文字だけではどこか物足りない。これまでの20年を超え、スーパーマリオのように一段上のレベルへ進化したい」というニュアンスを語っています。ファンネームである「eighter(エイター)」との絆を損なうことなく、関西発のユーモアとタフネスを表現した名称として、業界内外から高い評価を得ました。
2. WEST.(旧ジャニーズWEST):誇りと結束を象徴する「ピリオド」
「ジャニーズWEST」は2014年、グループ名に事務所の名を冠することをメンバー自らが直談判して勝ち取った歴史を持ちます。それだけに「ジャニーズ」を外す精神的ダメージは計り知れないものがありました。
2023年10月18日のYouTube緊急生配信で発表された「WEST.」という新名称。メンバー7人は「自分たちの原点は西(WEST)にある」と確信し、満場一致でこの単語を残しました。末尾に打たれた赤いピリオド(.)には、「俺たち7人はこれ以上でもこれ以下でもない」「ここからが新たな始まりである」という強い宣言が込められています。
3. timelesz(旧Sexy Zone):歴史の継承と未曾有のオーディション
Sexy Zoneの改名は、創業者問題以前から議論されていた案件でした。海外活動を視野に入れた際、英語圏において「Sexy Zone」という名称が未成年保護の観点からセンシティブな検索規制や誤解を招きやすいという構造的課題があったためです。
2024年3月末をもって中心メンバーの中島健人さんがグループを卒業。翌4月1日、残る佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さんの3人は新グループ名「timelesz」を発表しました。この名称は5人体制時代にメンバー全員で作詞した楽曲「timeless」に由来し、グループの魂を繋ぐ意味で末尾が「sz」と綴られています。さらに、従来の枠組みを破る一般公募の新メンバー追加オーディション企画(timelesz project)の始動は、エンタメ界に大きな衝撃を与えました。

【実態検証】ネットの反応とファンの受容プロセスに見るリアルな声
改名が発表された直後、SNS(旧Twitter/X)や知恵袋、コミュニティ掲示板ではファンの激しい感情の揺らぎが観測されました。当初は「青春の思い出が否定されたような喪失感」「長年呼び慣れた名前が変わる寂しさ」といった悲痛な声が多数を占めていました。
しかし、実際の現場(コンサートや舞台)でのメンバーの覚悟に触れるにつれ、ファンの空気感は劇的に変化していきました。
- ファンの生の声(SNS・知恵袋の動向):「最初はSUPER EIGHTと呼ぶのに照れがあったが、ライブで叫ぶと信じられないほど一体感が生まれた」「timeleszが過去の歴史を『sz』の2文字に刻んでくれたことで、前を向く勇気をもらえた」
- コール&レスポンスの適応:ライブ定番曲の歌詞にある旧グループ名コールをファンが自発的に新名称へとアップデート。タレントを孤立させないファンダムの結束力が発揮されました。
- ファンネームの変更対応:Sexy Zoneのファン呼称「Sexy Lovers(セクラバ)」はtimelesz改名に伴い「secondz(セカンズ)」へと再定義され、時計の針(メンバー)を支える秒針としての新しい関係性が構築されました。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|SMILE-UP.とSTARTOの境界線
旧体制から新体制への移行期間中、インターネット上では様々な憶測や誤解が飛び交いました。ここで報道各社の事実確認データに基づき、主な誤解を整理します。
誤解①:「社名を変えただけで、実質的には同じ組織なのではないか?」
これは法的に誤りです。被害補償を専門に行う「株式会社SMILE-UP.」は補償業務終了後に会社清算を行うことが決定しています。一方、タレントのマネジメントを担う「株式会社STARTO ENTERTAINMENT」は、外部から招聘した専門経営陣(代表取締役CEO・福田淳氏ら)のもとで資本・ガバナンスともに旧事務所から切り離された別法人として運営されています。
誤解②:「改名しなかったグループは創業者の影響をそのまま容認している?」
KinKi KidsやSnow Manなどがグループ名を維持したのは、名称自体に問題の個人名が含まれておらず、すでに独自の文化的記号として社会に定着していたためです。名称維持を選択したグループも、コンプライアンス規程や契約形態はすべてSTARTO社の新基準へと完全移行しています。

【プロの結論】組織心理学とブランド再生から読み解くタレントの自立
一連の改名騒動と組織再編は、日本の芸能界における「事務所主導の家父長制モデル」から「タレント個人の自己決定権を重んじるエージェントモデル」への構造転換を決定づけました。
かつての芸能界では、タレントと事務所の間に強固な心理的一体化が存在し、時にそれが健全な自立を阻む「心理的バウンダリー(境界線)」の曖昧さを生んでいました。しかし、今回の改名プロセスを通じて、メンバー自らがグループ名の意味を問い直し、ファンに対して直接言葉を尽くして説明する過程を経たことで、各グループの主体性は飛躍的に向上しました。
改名を単なる「ペナルティ」ではなく「アイデンティティの再定義」へと昇華させたSUPER EIGHTやWEST.、そして自ら構造改革に挑んだtimeleszの歩みは、巨大なクライシスに見舞われた組織がどのように社会的信頼と個人の尊厳を回復すべきかを示す、現代コーポレートガバナンスと心理的レジリエンスの極めて重要なケーススタディといえます。
【2026年最新】STARTO ENTERTAINMENT所属タレントの現在と最新動向
2026年現在、STARTO ENTERTAINMENTは従来のテレビ主体のプロモーションから、デジタル配信、グローバルツアー、多角的なクリエイティブ展開へと活動領域を大きく広げています。
関西ジュニアから満を持してデビューを果たしたAぇ! groupの躍進や、ジュニア内ユニットの再編、さらには各種音楽配信プラットフォームでの楽曲解禁が加速。 timeleszの新体制による初の全国ツアーや、各グループの海外フェス進出など、閉鎖的だった旧体制の殻を破るアグレッシブな挑戦が続いています。
かつての混乱期を乗り越え、実力と結束力を磨き上げたタレントたちは、今や「元ジャニーズ」という看板に頼ることなく、個々の圧倒的なパフォーマンスで確固たるエンタメ市場を牽引しています。
【ジャニーズグループ 改名 一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:なぜ「Sexy Zone」は名前にジャニーズが入っていないのに改名したのですか?
A1:英語圏において「Sexy Zone」という単語が未成年者に関連する不適切なワードとして検閲・検索制限を受けるリスクがあったためです。グローバルな音楽配信や海外公演を見据え、海外ファンが安全に検索・応援できる環境を整える目的で「timelesz」へと改名されました。
Q2:Kis-My-Ft2やHey! Say! JUMP、Snow Manなどはなぜ改名しなかったのですか?
A2:グループ名に「ジャニーズ」という単語が含まれておらず、メンバーのイニシャルや時代背景、独自のコンセプトから名付けられた名称であったため、変更の必要がないと判断されました。
Q3:ジャニーズJr.(ジュニア)の公式名称やファンクラブはどうなりましたか?
A3:公式呼称は「ジュニア(東日本拠点)」および「関西ジュニア(西日本拠点)」に統一されました。情報サービスやファンクラブ組織も「FAMILY CLUB」および各新プラットフォームへと移管され、正常に運営されています。
Q4:グループ名が変わったことで、過去のCDやDVDは販売停止になりましたか?
A4:過去の音楽作品や映像ソフトの多くは、レーベル各社により製造・販売が継続されています。ただし、ジャケットデザインやパッケージ表記に旧社名ロゴが入っているものについては、再プレス時に現行表記へと順次差し替えが行われています。
まとめ:名称変更を乗り越えたタレントたちが切り拓くエンタメの新時代
長年親しまれたグループ名の変更は、タレントにとってもファンにとっても計り知れない葛藤と痛みを伴う出来事でした。しかし、SUPER EIGHT、WEST.、timeleszをはじめとする各グループは、改名をネガティブな終焉ではなく、真の自立と深化を遂げるための「新たなスタート」へと転換させました。
看板という過去の遺産を脱ぎ捨て、己のパフォーマンスとファンとの絆だけで勝負する2026年現在の彼らの姿は、日本のエンターテインメント業界における新たな希望の光となっています。歴史を受け止めつつ未来へと疾走する新グループたちの挑戦から、今後も目が離せません。 (出典: ジャニーズグループ 改名 一覧(Yahoo!ニュース))